やんわりとぬーりーや

やんわりとなにをかこうかしら。放置気味になりそうですが、毎日頑張ります!

国家公務員総合職受験記きっかけ編1 民間就活時代

国家総合職を受験した経験を綴ります

 唐突ですが、本日よりしばらく、このブログでは、「理系院生が国家公務員試験(総合職・院卒程度・工学区分)を受験し、中央省庁への内定を得るまで」の軌跡を紹介していくことにします。
 いえ、実は私の内定先が中央省庁なのですが、私の受験の時に、同じ趣旨でブログを書かれていた方の人事院面接や政策討論、そして詳細な官庁訪問の模様が、私の受験にも大きな助けになったというのと、その方のブログ以外ではなかなか詳細に渡る情報入手が困難だったという事実を鑑み、私も微力ながら、国家総合職を目指そうとしている方、あるいは実力に自信がないものの受けようか迷っている方などの助けになればと思い、このように筆を取った次第です。
 なお、個人特定回避のため、省庁の名前や面接での細かな質問内容などはお教えできないことがあります。また、後半になるにつれ、ポイントを外さないようにしながらもフェイク情報も織り交ぜますので、ご了承ください。
 お恥ずかしい限りですが、私の書いた別の記事を見ても明らかなとおり、文章は読みやすい方ではないと思いますし、独りよがりな思い込みもある方かもしれません。ですが、体験談を中心に、重要だと思うポイントなども含めて、国家総合職受験記(特に官庁訪問)についてざっくりと分かりつつ、読者様が当事者となられたその時その時に参考となるように書いていければと思います。

基本スペック

 個人特定は避けるとは言えども、基本的なスペックは書いておかなければと思います。
東京圏在住
早慶・旧帝レベル工学系学部⇒同一分野の院に進学
★学業は自分の大学の内部選考に落ちて、しかたなく院試を受けにいく程度に平凡
★中国に一年間交換留学の経験
★履歴書に書ける資格はTOEICと中国語くらいのもの
★会話は割と苦手だけど好きな分野の話題だと饒舌になるオタクタイプ
 中学受験組なので基本的な教養や基礎能力はあると信じていましたが民間就活ではWebテストで弾かれることが多かったです(いや、あれはきっとエントリーシートと性格適性が会社とマッチングしなかっただけなんだ!と信じていますが)。

きっかけ

 大学3年や修士1年の後期頃になると、周りでよく就活について騒がれ始めると思いますが、私の周りもそうでした。その頃から、友達も教授も私は公務員が合っているかも知れないとやんわり言っていましたので、過去問を本屋で見たりとか、漠然とした情報収集を始めていたと思います。
 民間就活をしてみると、自分のやりたいことがなかなか見つからず、説明を聞いても、説明をしてくれている社員さんたちと波長がイマイチ合わないというか、一緒に働いていきたいと思えず、自分は将来どうするべきなのか悩み苦しみながら、モチベーションも上がらず、就活以外も負のスパイラルに陥りながら、ほんの数社厳選してエントリーするも選考プロセスは進まず。
 失意の中、3月の霞ヶ関OPENゼミに参加し、この方たちとなら働いてみたいかもと思える省庁を見つけました(後述のA省)。しかし、4月末から試験が始まるのにまだ教養試験の過去問を少しやってみただけの自分。その時点で得点力は教養試験はギリギリ通るかなという程度でした。専門はからっきし。
 3月末に、いろいろときっかけが重なり、教授を始め、何人かの方と人生・就活相談に乗ってもらい、準備期間が1ヶ月を切った4月初旬より受験勉強を開始したのでした。

ここまでのポイント

★民間就活がうまくいかず、どんなに希望をなくしても、それは公務員の方がマッチングしていたからかも
★準備が直前になってしまっても、今年は経験のつもりで当たって砕けてみる
★民間などでも多く経験を積んだ、尊敬できる方に自分のマッチングの指針を出してもらうと参考になるかも